超回復とは、筋力トレーニングを行って筋力がアップする際に体の中でおこる反応のことです。
筋力トレーニングによって筋力がアップする仕組みはこうです。
- トレーニングを行う
- トレーニングによって筋肉がダメージを受ける
- ダメージを受けたことによって一時的に筋力がダウンする
- 休息期間を設ける
- ダメージが回復し元の筋力よりも高いレベルまで上がる
以上の流れで筋力トレーニングによって筋力はアップしていきます。
超回復の理論を理解して、実際にやっているけどなかなか効果が現れないという方もいると思います。
その場合考えられる原因が2つあります。
1つ目は超回復をする前にトレーニングを行ってしまっているということです。
先程も述べたように、超回復には休息期間が不可欠です。休息期間を終えて元の筋力よりも高いレベルに上がっていくのに、元の筋力よりも上にあがる前にトレーニングをしてしまうと筋力は一定のままです。
トレーニングをしっかり行っているのになかなか筋力アップしないという方は、思い切って休息期間を長くしてみるというのも一つの手かもしてません。
筋トレの効果がなかなか現れない2つ目の原因は筋肉にダメージを与えるほどトレーニングができていない、つまり、追い込みがたりないということです。
超回復はまず筋肉にダメージを与えるところから始まります。筋肉にダメージを与えられていないのに休息期間を設けても筋力はあがって行きません。
こちらのタイプの人は、トレーニングの負荷を上げてみる(使っている重りを重くする、回数を上げる、セット数を多くする)もしくは頻度を上げてみる(週に1回行っているのであてば週に2回にする)などしてしっかりと筋肉に刺激をあたえてあげるようにしましょう。
以上筋トレの効果がなかなか現れない方に考えられる2つの原因をのべました。ただ休息やトレーニングの負荷だけでなく、睡眠や食事などの要素も絡み合ってくるので一概には言えませんが今回紹介した超回復の考え方を参考にトレーニングプランを考えてみてはいかがでしょうか?