試合で思ったような結果が出せなかった。緊張で思ったようなパフォーマンスができなかった。試合でうまくいかなったとき、緊張を理由に挙げることってよくありますよね。
でも緊張って悪い影響があるだけじゃないんです。
緊張のレベルが高すぎると、もちろん良いパフォーマンスを出すことはできないし、緊張のレベルが低すぎても良いパフォーマンスを出すことができません。
だから適切な緊張状態を作ることが大切なのです。
今回は適切な緊張状態を作るために必要な方法を紹介していきます。
適切な緊張状態で無い状態
緊張のレベルが高すぎると
人前に立つとき声が裏返る、手と足が一緒にでる。
こういう失敗ってみなさんにも経験あるんじゃないでしょうか?
スポーツの場面でいうと普段なら入るはずのサーブが入らない。普段なら決められるフリースローをはずしてしまう。
これは緊張のレベルが高すぎるために起こってしまう失敗です。
この状態を「アガリ」といいます。
緊張のレベルが低すぎると
試合のときではあまり起こりにくいことかもしれませんが、なんだかやる気が出ない、今日はモチベーションが上がらない・・
こういうときってあまり力がでなくて、良いパフォーマンスが出せません。
やるきがでないなーと思いながらサーブを打つと力が入らずに思ったところにはいらない・・
これは緊張のレベルが低すぎるために起こる失敗です。
この状態を「サガリ」といいます。
スポーツに限らずここぞというときに最適なパフォーマンスを出すためには「アガリ」でもない「サガリ」でもない適切な緊張状態に持っていく必要があります。
適切な緊張状態に持っていく方法
「アガリ」の状態の時
緊張しすぎているアガリ状態のときは緊張のレベルを下げていく必要があります。
アガリを解消する方法・・・
・深呼吸 5秒かけて息を吸う。5秒かけて息を吐く。
・リラックスできるような音楽(スローテンポのクラシックやバラード等がオススメ)を聞く
「サガリ」の状態の時
緊張感のなさすぎるサガリ状態の時は緊張のレベルを上げていく必要があります。
サガリを解消する具体的な方法・・・
・大きな声を出す
・足や腕を叩く
・気分の上がる音楽(アップテンポのロック等)を聞く
以上に挙げたアガリ、サガリを解消する方法は一例なので自分にあった方法を見つけていくのも大事なことです。
みなさんも緊張状態を適切にコントロールしてここぞという場面で最適なパフォーマンスを発揮できるようにしていきましょう!!